2010年も残り40日を切り、いよいよ、クリスマスにお正月と年末の空気が漂ってまいりました。
さて、年末のあわただしさや、日が落ちるのが早くなる冬は、様々な犯罪が起こりやすくなっています。
例えば、女性が特に狙われやすい「ひったくり」の発生時間帯は、主に日の落ちた時間から発生件数が増える傾向にあります。
つまり、日が落ちている時間が長い冬は、ひったくりの発生件数も多いのです。
そのため、できるだけ、明るいところを歩くようにするとか、日の昇っているうちに、外での用事は済ませておくなど、注意をしたいところです。
ひったくり被害者の傾向として、50代以上の方が5割を占めます。
また、意外な事に20代の方も2割を占めています。
ひったくりに遭った際の事をイメージトレーニングしておいた方がいいかもしれません。
ひったくり犯は車やバイク、自転車などを使って行うことが多いのですが、ひったくりされそうになった時、自分のカバンを取られない様にとカバンにしがみつき、バイクや車で引きずられて、大ケガをしたという事例も報告されています。
犯罪に巻き込まれてケガをした時、必ずしも相応の補償があるわけではありません。
となると、まず、ひったくり犯に狙われないように、カバンは道路側にかけないであるとか、ひったくられても、無理に抵抗するよりも、犯人の特徴やナンバープレートを憶えるように努めるように心構えをしておくとか、金品を出来るだけ持ち歩かない、外から見えるカバン等にお金は入れないなどの対策が必要かもしれません。 |