25.新生活の防犯対策 |
4月から地方や都市で一人暮らしを始める学生の方、新入社員として、また転勤で新生活を向かえる社会人の方も多いのではないでしょうか?
今回は新生活の防犯対策の大事な点を書きたいと思います。 |
1.鍵の取替えを不動産屋さんや大家さんに相談してみましょう |
賃貸住宅であれば、ほとんどの場合、今、あなたの住んでいる家は、あなたが初めて住んだ家ではありません。
また、入居する前にシリンダー交換を行っていない所があることも事実です。
元々付いている鍵を信用しすぎないようにすることが大切です。
入居前には鍵の交換を行ってもらったかを、仲介の不動産屋さんや大家さんに相談することが大切です。 |
2.可能であれば補助錠を付ける |
ドアに補助錠を付けましょう。
1ドア2ロック(1つのドアに2つのカギをつけること)は普通の事になっています。
とくに、「CPマーク(参考:コラム 8.安全・安心は『CP錠』から)」のついた錠は、不正な開錠までに5分以上の時間を稼ぐ事が出来るので、空き巣対策には非常に効果的です。
賃貸住宅であれば、補助錠の勝手な取り付けは禁止の場合も多いので、事情を説明して大家さんに納得してもらった上で、補助錠を取り付けるようにしましょう。 |
3.ドアの次は窓に気をつけよう (参考:商品紹介 アルファ社 貼ってガード) |
ドアの対策が万全であれば、空き巣は、他の隙を突いてきます。
マンションであれば、廊下側の窓や、非常階段や雨トイを登って(または屋上から下って)ベランダの窓から侵入しようと試みます。
ドアからの侵入よりも、窓からの侵入の方が多いとの調査結果もあります。
窓用の防犯対策としては、防犯フィルム、補助錠、振動センサーなどがあります。
価格や手間の面を考えても、最低限、窓用の補助錠は取り付けておきたいものです。
また、振動センサーなど、特殊な機器を設置する際には、必ず、専門家にお問い合わせください。 |
4.ご近所さんに挨拶回り
|
自分自身が周りと関わりを持ちたくない、また、ご近所さんと縁を作りたくない・・・。核家族化・個別化が進んだ昨今、ご近所さんと仲良くしたくない理由は色々あるでしょうが、防犯の観点からは、地域社会やご近所の目・連携が防犯対策に繋がります。
また、犯罪以外でも緊急の時に、顔なじみか否かで初動も変わってくるでしょう。
できれば、ご近所さんと顔なじみになって、地域で協力して防犯対策としていきましょう。 |